LPIC認定試験レベル1(102)出題範囲 カーネル
- 実行中のカーネルとカーネルモジュールを調査、管理する(重要度:4)
- カーネルならびにカーネルローダブルモジュールについて、問い合わせ(調査)を行い管理する。実行中のカーネル、ならびにカーネルモジュールについて、コマンド行ユーティリティを使用して問い合わせを行う
- モジュールを、手作業でロードあるいはアンロードする
- モジュールをアンロードできる時を判断する
- モジュールが受け付けるパラメータを判断する
- ファイル名以外の名前でモジュールをロードするようにシステムを構成する
- カスタマイズしたカーネルとカーネルモジュールを再設定、ビルド、インストールする(重要度:3)
- 現在のカーネル構成をカスタマイズする。
- 新しいカーネルと適切なカーネルモジュールをビルドする。
- 新しいカーネルとモジュールをインストールする。
- ブートマネージャが新しいカーネルと関連するファイルを見つけられるようにする。
ブート、初期化、シャットダウン、ランレベル
- システムをブートする(重要度:3)
- ブートローダにコマンドを与え、ブート時にカーネルにオプションを指定する
- ログファイルのブート時イベントを確認する
- ランレベルを変更してシャットダウン、ないし、システムをリブートする(重要度:3)
- デフォルトのランレベルを設定する
- シングルユーザーモードを含み、ランレベルを変更する
- コマンドラインからシャットダウン、ないしリブートを行う
- ランレベルの変更やその他の主要なシステムイベントの前にユーザーに警告する
- プロセスを適切に終了させる
印刷
- プリンタと印刷キューを管理する(重要度:1)
- プリントサーバーを構成して監視する
- 環境変数を定義、参照、ならびにエクスポートするなど、シェルの環境を利用ならびに変更する
- ユーザーの印刷キューを管理する
- 一般的な印刷に関する問題を解決する
- ファイルを印刷する(重要度:1)
- 構成済みの印刷キューにジョブを追加、ないし削除する
- 印刷用にテキストファイルをPostscriptに変換する
- ローカルプリンタとリモートプリンタをインストールして構成する(重要度:1)
- プリンタデーモンをインストールする
- 印刷フィルタをインストールして構成する
- ローカルならびにリモートのPostscriptプリンタ、非Postscriptプリンタ、Sambaプリンタを、Linuxシステムからアクセス可能とする
ドキュメンテーション
- ローカルシステムのドキュメントを利用ならびに管理する(重要度:4)
- 関連するmanページを見つける
- manページのセクションを探す
- 関連するコマンドとmanページを見つける
- manページのソースとマニュアルシステムへのアクセスを構成する
- 印刷用にmanページを準備する
- /usr/share/doc/にどのようなドキュメントが格納されているかを調べて、それを利用する
- インターネットでLinuxのドキュメントを見つける(重要度:3)
- Linux Documentation Project(LDP)、ベンダーやサードパーティのウェブサイト、ニュースグループ、ニュースグループやメーリングリストのアーカイブのような情報源で、Linuxのドキュメントを利用する。
- ユーザーにシステムに関わる情報を通知する(重要度:1)
- ログオン時のメッセージを通じて、ユーザーへの連絡を自動化する
シェル、スクリプト、プログラミング、コンパイル
- シェル環境をカスタマイズして使用する(重要度:5)
- ログイン時、ないしは、新しいシェルを生成したときに、環境変数(例えばPATH)を設定する
- よく使用する一連のコマンドのために、bashの関数を作成する
- 簡単なスクリプトを作成、ないし、カスタマイズする(重要度:3)
- 標準的なshの書式(ループやテスト)を利用する
- コマンド置換を利用する
- コマンドが返す成功ないし失敗の値や、その他の情報を検査する
- 条件に応じてスーパーユーザーにメールする
- 先頭行(#!)の仕組みによって、適切なスクリプトインタプリタを選択する
- スクリプトの位置、所有権、実行権、SUID権を管理する
管理業務
- ユーザーアカウントとグループアカウント、ならびに関連するシステムファイルを管理する(重要度:4)
- ユーザとグループを、追加、変更、削除する
- パスワード/グループデータベースのユーザー/グループ情報を管理する
- 適切なツールを使用してシャドウパスワードとグループを適切に管理する
- 特別な目的と制限を持ったアカウントを作成する
- ユーザーとシステムの環境変数を調整する(重要度:3)
- 環境変数を設定する
- 新しいユーザーアカウント用のスケルトンディレクトリを保守する
- コマンドサーチパスを適切なディレクトリに設定する
- 管理とセキュリティ上の必要に応じて、システムログファイルを設定して利用する(重要度:3)
- 記録する情報の種類とレベルを管理する
- 主要な活動のログファイルを手作業で調査する
- ログファイルを監視する
- ログファイルを自動的に切り替えて保存する
- ログに記録された問題を分析する
- ジョブをスケジュールして、システム管理業務を自動化する(重要度:4)
- cronとatのジョブを管理する
- ユーザーによるcronならびにatサービスへのアクセスを構成する
- 効果的なデータバックアップ計画を保守する(重要度:3)
- ローデバイスをファイルなどにダンプする
- 部分的な手作業によるバックアップを実施する
- バックアップファイルの整合性を確かめる
- 部分的あるいは完全にバックアップをリストアする
- システム時刻を保守する(重要度:4)
- システムの日付と時刻を設定する
- BIOS時計にUTCで現在時刻を設定する
- システムのタイムゾーンを正しく構成する
- 時計の誤差をただすことを含め、NTPを構成する
ネットワークの基礎
- TCP/IPの基礎(重要度:4)
- IPアドレスを理解していることを示す(以下に例を示すが、これらに限るものではない):
- ネットワークマスク:例えば、ドット区切り形式ないし集成形式にて、ホスト自体のアドレスからブロードキャストアドレスとネットワークアドレス部を識別する
- ホストを区別するアドレスのビット数とIPアドレスが与えられた時にブロードキャストアドレスとネットマスクを識別する
- ネットワークのクラスと、クラスレスのサブネット(CIDR)、ならびに、プライベートなネットワーク用の予約アドレスを理解している
- デフォールトルートの働きと応用を理解している
- 基本的なインターネットプロトコル群(IP、ICMP、TCP、UDP)と、一般的なTCPとUDPのポート(20、21、23、25、53、80、110、119、139、143、161)を理解している
- TCP/IPの構成と問題解決(重要度:7)
- ネットワークインターフェイスならびにルーティングテーブルを、手作業ないし自動的に構成する。これには、ネットワークインターフェイスを、追加、起動、停止、再起動、削除、再構成することを含む
- ルーティングテーブルを、変更、参照、構成して、不適切なデフォルトルートを訂正する
- DHCPクライアントを構成する
- ホストの基本的なTCP/IPを構成する
- ネットワーク構成に関連する問題をデバッグする
- PPPクライアントとしてLinuxを構成する(重要度:3)
- (ログイン例が与えられた場合に)接続するためのチャットシーケンスを定義し、PPP接続が行われたときに自動的に実行するコマンドを設定する
- モデム、ISDN、ADSLを使用してPPP接続を開始ならびに終了する
- 切断した場合に自動的に再接続するようにPPPを設定する
ネットワークサービス
- inet、xinetdと関連するサービスを構成して管理する(重要度:4)
- inetd(とxinetd)で有効とするサービスを構成する
- 手作業で、インターネットサービスを、開始、終了、再開する
- sshとftpを含む基本的なネットワークサービスを構成する
- inetd(とxinetd)のデフォールトとは異なるユーザーでサービスを実行するように設定する
- ホスト対ホストによるサービスを許可あるいは禁止するための、TCPラッパーに対する基礎的な知識
- メール転送エージェント(MTA)の基本的な構成を行い操作する(重要度:4)
- MTAの構成ファイルにおける基本的なパラメータを変更する
- 電子メールの別名を作成する
- 電子メールのキューを管理する
- MTAを起動、停止する
- 電子メールの転送を構成する
- メールサーバーにおけるオープンリレーを確認してクローズする
- MTAの基本的な問題解決を行う
- Apacheの基本的な構成を行い操作する(重要度:4)
- Apacheの構成ファイルにおける基本的なパラメータを変更する
- httpdを起動、停止、ならびに構成を変更した後に再起動する
- ブート時にhttpdが自動的に起動するように調整する
- NFSとSambaのデーモンを適切に管理する(重要度:4)
- NFSを使ってリモートファイルシステムをマウントする
- ローカルファイルシステムをエクスポートするようにNFSを構成する
- NFSサーバーを起動、終了、再起動する
- Sambaをインストール、ならびに、GUIツール(Swat)を使うか/etc/smb.confファイルを直接編集して構成する。(NTドメインに関する高度な事柄は含まないが、ホームディレクトリとプリンタを単純に共有することと、WINSクライアントとしてnmbdを正しく設定することは含まれる)
- DNSサービスを設定する(重要度:4)
- ローカルのキャッシュ専用ネームサーバーにおいて、ホスト名検索の構成と問題解決を行う
- ドメインの登録とDNS検索手順を理解していることを示す
- BIND8ならびにBIND9の構成ファイルを理解する
- セキュアシェル(OpenSSH)を設定する(重要度:4)
- 基本的なOpenSSHのインストールと問題解決を行う
- システムのブート時にsshdが起動するように構成する
セキュリティ
- セキュリティ管理業務を実施する(重要度:4)
- TCPラッパーを構成する
- SUIDやSGUIDがセットされたファイルを見つけて、システムを監査する
- パッケージを検査する
- ユーザーのパスワード、ならびにパスワードエージング情報を設定ならびに変更する
- CERTやBUGTRAQ、ディストリビューションのセキュリティ警告などで推奨される、バイナリの更新を行う
- iptableの基本的な知識がある
- システムが開いているポートを見つけるために、nmapならびにnetstatを使う
- ホストのセキュリティを設定する(重要度:3)
- セキュリティの観点からsyslogを構成する
- シャドウパスワードを設定して管理する
- root宛の電子メールに別名を設定する
- 使用していないネットワークサービスをオフにする
- ユーザーレベルのセキュリティを設定する(重要度:1)
- ユーザーのログイン、プロセスとメモリの使用量を制限する。
最終更新日:2006年6月
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